数式の入力では、参照するセル範囲を設定することが多いので、「セル範囲」の指定方法を覚えておきましょう。
連続する範囲
連続する範囲はコロン「:」で区切ります。
【例】
行の範囲を指定 | D2:D2 |
列の範囲を指定 | C2:C5 |
矩形範囲を指定 | D3:F5 |
矩形の範囲を指定する場合は、「左上角」と「右下角」のセル番地を入力します。
個々のデータおよび複数の範囲
被数の個別のセルや範囲を指定する場合は、カンマ「,」で区切ります。
【例】A2,B5,C4:C8,D10:F15 |
共通範囲
複数の範囲を指定して、共通する範囲を対象範囲にする場合は、セル範囲の区切りに「半角スペース」を入力します。
【例】B2:C6 B4:D5 |
図の例では、「B2:C6」と「B4:D5」の共通範囲「B4:C5」(背景がグレーの部分)のセルを計算対象として、「SUM」(合計)の結果を「B7」セルに表示しています。