ADSL回線は従来の電話回線を使ったインターネット回線です。
電話回線とADSLモデムを接続し、ADSLモデムとパソコンを接続します。
なお、同じ回線で電話を使う時には、電話とデータ通信の信号を分けるためのスプリッターと呼ばれる装置が必要になる場合もあります。
ただし、ADSLは、光回線やモバイルネットワークの普及により、 NTT東日本、西日本が2016年6月末で新規受付を終了するなど、縮小しています。
CATV回線はケーブルテレビの同軸ケーブルを使ったインターネット接続です。ケーブルテレビの回線とケーブルモデムを接続し、ケーブルモデムとパソコンを接続します。
ADSLモデムもケーブルモデムも回線事業者からレンタルして利用するのが一般的で、その場合、回線の引込口 からそれらの機器までの接続は回線事業者がやってくれます。したがって、ユーザーはADSLモデムやケーブル モデムとパソコンを接続することになります。
なお、複数台のパソコンを接続する場合にはADSLモデムやケーブルモデムにハブと呼ばれる機器またはブロードバンドルーターを接続し、それとパソコンを接続します。(ADSLモデムやハブを接続し、ブリッジタイプで使う時にはブロードバンドルーターを使います)。