外出先で、あるいは移動中にワイヤレスネットワークを使ってインターネット接続するには公衆無線LANを利用する方法やモバイルWi-Fiルーターを利用する方法があります。
公衆無線LANはワイヤレススポットとも呼ばれるもので、ワイヤレスネットワークのアクセスポイントが屋外にあるようなイメージです。
したがって、提供事業者と契約すれば、ワイヤレスアダプターのあるノートパソコンなどからそのまま利用できます。
接続の方法は通常のワイヤレスネットワークと同じで、アクセスポイントを選択し、SSIDとセキュリティキーを入力するだけです。
通常、機器のMACアドレス(物理アドレス)を使ってユーザー認証されますが、サービスによってはMicrosoft Edgeなどのブラウザーを起動したときに、登録したユーザー名やパスワードを入力するための画面が表示される場合もあります。
また、専用の接続用ソフトウェアが用意されている場合もあります。
一方のモバイルWi-Fiルーターは通信機能を備えた小さなワイヤレスルーターを利用する方法です。
Wi-Fiルーターと提供事業者の間はスマートフォンや携帯電話のインターネット接続に利用される4G回線や3G回線で接続されます。
Wi-Fiルーターとパソコンの間は通常のワイヤレスネットワーク接続になります。
なお、デザリングという方法を使って、スマートフォンをモバイルWi-Fiルーターのように使う方法もあります。いずれの方法についても、契約方法や設定方法、料金などが提供事業者によって異なるので、詳細については各社のホームページのほか接続や設定のための説明書を参考にしてください。